13歳少年、自宅で誤って弟を射殺。母親「私たちに笑顔をくれる存在だった」

    米フロリダ州で、13歳の少年が誤って11歳の弟を射殺する事件が起きた。自宅に保管してあった銃で遊んでいたところ、誤って発砲。両親は仕事で外出中だった。

    米フロリダ州マイアミで11月10日、13歳の少年が誤って11歳の弟を射殺する事件が起きた。

    警察の発表によると、両親の部屋に保管してあった銃で遊んでいた少年が、誤って発砲。弟シャメリオン・バース君の胸に弾が当たった。

    シャメリオン君は病院へ運ばれたが、死亡した。事件当時、家の中には子どもたちしかおらず、銃はケースの中で保管していたという。

    事件が起きた午後5時ごろ、両親は仕事で外出中だった。自宅には、9歳から15歳の他の兄弟たちもいたという。

    母親のティファニーさんは、クラウドファンディングを立ち上げ、葬式費用のための寄付を募っている。

    シャメリオン君のことを「私たちの人生の光だった」とつづった。

    「直接シャメリオンのことを知っている人はいないかもしれませんが、彼は素晴らしい男の子でした」

    「愛情深く、遊ぶのが大好きな子。どんなときでも、私たちに笑顔をくれる存在でした」

    アメリカ公衆衛生協会は、銃暴力を「公衆衛生上の危機」とみなしている。

    アメリカにおける早死の原因には銃暴力が挙げられており、年間約4万人が亡くなっている。

    非営利団体「ガン・バイオレンス・アーカイブ」によると、2022年には少なくとも1万7千人が銃暴力で死亡しており、銃による自殺で亡くなった数は2万人に上るという。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン


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