歌手のテイラー・スウィフトが、自身のTikTokに動画を投稿した。
新型コロナウイルスの世界的大流行で満足にツアーをできず、ファンに会えないのが寂しいという内容だが、ファンがこの動画について懸念しているのは、彼女の素足について。
動画には、「テイラー、なんで足をタダで見せているの??」「いつも足しか見せないじゃん」など、テイラーの素足に関するコメントが複数寄せられた。
プロデューサーのジャック・アントノフとの全身写真をTwitterとInstagramに投稿した際にも、裸足だった。
ファンが懸念を示す理由に、「足フェチ」を利用したビジネスの存在がある。
人の足に強い性的魅力を感じる一部の人々の間では、ネットで足の写真が高額で売買されている。そのため、自分の足の写真を撮って売り、副業にする人もいる。
大学生の女性(21)は、3年以上前から副業として足の写真をSNSで売っているとビジネスインサイダーに話した。
5ドル(約700円)など比較的低価格で写真を売ることもあれば、より詳細な注文がつけば価格を上げることもある。
過去には「裸足でスーパーを歩いて、その動画を送ってほしい」という客もいたそうだ。売り手としては、身元が特定されないよう細心の注意を払っているという。
「足の写真以外を求められることはありません。(足の写真の売買が)本当にビジネスとして成立しているんです」
テイラーのファンだというマヤ・ルズさん(24)は、彼女が足をネットで公開するのは「変」だと思うが、それは年齢のせいなのではと考えている。
「テイラーは、最近のインターネットで足が性的に扱われているのを知らないと思う」
「多くのミレニアル世代(1980年ごろ〜1990年代なかばごろに生まれた人)は知らないんだと思う。私なら、自分の足をSNSに投稿しない」
ルズさんが最も記憶に残っているという動画は、テイラーが2012年のアルバム「Red」の再録版を宣伝しているTikTokだ。テイラーは黒い長袖のトップスとデニムを着ているが、素足も映っている。
テイラーはキャリアの初期から頻繁に足を見せている。16歳のときに発売したデビューアルバムのCDには、足の写真が載っている。
「Our Song」「Shake It Off」「Safe and Sound」「Out of the Woods」「Style」「Cardigan」「Bejeweled」などのミュージックビデオには、裸足で登場している。
テイラーの「足投稿」についてファンは、SNSで懸念を示している。
テイラーは自身の「足投稿」について、何も発言していない。
ルズさんは「テイラー、お願いだから靴下をはいて。インターネットには変な人たちもいるから」と語った。
とはいえ、足フェチの人たちのためにテイラーが靴下をはかなければいけないとしたら、それはそれでおかしな話だ。
テイラーにはこれからも、外野を気にせず自由なファッションを楽しんでほしい。
この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:アシュウェル英玲奈
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