米ロサンゼルス在住のグランベリーさん(38)は先日、クリスマスの飾りを買うため、娘のジャスティスちゃん(5)と手芸店に行く準備をしていました。
グランベリーさんは、ジャスティスちゃんにマスクを着けるよう伝えます。
しかしジャスティスちゃんが着けてきたマスクは、グランベリーさんが想像していたものとは違っていました。
可愛らしいスカートを履き、バービー人形を片手に持った少女が持ってきたのは…なんと、スター・ウォーズのドラマシリーズ『マンダロリアン』のマスクでした。
そのマスクを着けた理由について、ジャスティスちゃんは「カッコよくて最高だから」とBuzzFeed Newsに話してくれました。
グランベリーさんから布マスクも着けるよう言われていたため、ジャスティスちゃんは買い物の間、マスクを二重で着けていたそうです。
マンダロリアンのマスクを着けての買い物は楽しかった上に、布マスクよりも好きだったと、ジャスティスちゃんは話していました。
グランベリーさんのツイートは拡散され、90万以上のいいねがつき、何千ものコメントが寄せられています。
その中には、『マンダロリアン』で主人公を演じたペドロ・パスカルからのリプライも!
同作でボバ・フェットを演じたダニエル・ローガンからもメッセージが。
ほかにも多くの人が、同作で繰り返し登場するフレーズ「This is the way(我らの道)」を使い、写真にコメントしていました。
グランベリーさん一家は、全員が『スター・ウォーズ』の大ファンだそうです。ジャスティスちゃんのお気に入りは、続3部作の主人公、レイだと教えてくれました。
「レイはライトセーバーを持っているから」とジャスティスちゃん。
「レイの服装も、レイを守ってくれるローブがついているし、それにレイは自然に囲まれて生きているから」
グランベリーさんは現在、ロサンゼルス郡公衆衛生局と協力して、黒人の妊産婦の健康問題に取り組んでいます。
彼女自身も妊娠中にさまざまな問題に直面したそうです。その経験から、2人の子どもを授かったこと自体が「とても幸運なこと」だと感じるようになったといいます。
子どもたちには幸せに、そしてありのままの姿でいてほしいと、彼女は語ります。
「子どもたちには、ありのままの姿でいさせてあげてください。いずれそうなるんですから」
「周囲の人々が子どもたちをありのままの姿で育て、その姿を愛すれば、子どもたちはもっと素晴らしい人間になり、世界を照らすような人間へと成長します。子どもたち自身も幸せになるはずです」
幼少期からスター・ウォーズを見ていたジョージさんは、子どもたちが作品を楽しんでいるのを見て、嬉しいと感じているそうです。
「私はスター・ウォーズと共に育ちました。幼少期からのスター・ウォーズファンとして、我が子にもシェアしたいです」
「子どもたちがスター・ウォーズにはまり、映画や文化にのめり込んでいくのは、見ていて楽しいです」
ツイッターで拡散された写真については、家族の価値観やコロナ禍でのマスクの重要性も伝えられたと考えているそうです。
「あの写真は大切です。私たちが今切実に望んでいる、『マスクを着けてほしい』というメッセージも発信していますから」
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:吉谷麟