お金のトラブルに薬物…。ジョニー・デップのダークサイド

    『パイレーツ・オブ・カルビアン』や『スウィーニートッド』、『チャーリーとチョコレート工場』などの映画でお馴染みのジョニー・デップが米ローリング・ストーン誌の取材に対して打ち明けたのは壮絶な裏の顔だった。

    先月、米ローリング・ストーン誌が、俳優ジョニー・デップへの長文取材記事を公開した。

    1. お金

    ・6億5000万ドルと言われる資産は、ほぼすっからかん。

    デップの資産不足は、10年ほど前から始まっていたという。その結果として、現在、デップは元ビジネスパートナーのジョエル・マンデルとその兄ロバートを、委託した財産管理を怠ったとして訴えている。マンデル側は自分たちに非はなく、月に200万ドル使うこともあったというデップの浪費癖が問題だとし、デップを訴え返している。マンデルの会社(The Management Group)は米国税庁や司法省の調査がはいったという報道も。

    ・デップの浪費、毎月20万ドル(約2000万円)

    デップの資産管理を行なっていたThe Management Group(TMG)によれば、12を超える不動産に7500万ドル、友人のハンター・S・トンプソンの遺灰を空に打ち上げるために300万ドル、人気リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』で使われたソファを娘のために購入して7000ドルと、やりたい放題。そのほか、プライベートジェットに毎月20万ドル、アンディ・ウォーホルやジャン=ミシェル・バスキアの作品含むアートコレクションを200点以上購入など。

    一方で、TMGが出した数字は、偽りであるとデップはロドリックに語った。遺灰打ち上げは300万ドルではなく500万ドル。ワインに月3万ドルは「無礼千万」だとし、実際はもっと使っていると主張。ロドリックは、現在のデップの生活を晩年のエルヴィス・プレスリーのようだとし、底のないゴブレットにワインが注がれ続けていると表している。

    2. 麻薬

    自身の薬物使用についても語ったデップ。「ヒ素とかストリキニーネがちょっと混ぜてある」「快感がより直にくる」のだという。薬物使用でハイになったデップは、クラブスタッフに「俺を殴ってみて?」と頼んだこともある。理由は、面白いから。次のようにも発言している。

    「友達と楽しく騒ぐか、ヤルか、喧嘩するかのどれか」

    「LSD使えば、ウサーマ・ビン・ラーディンだってさっさと捕まえられたのに」

    「飛行機たくさん準備して、それでクソをまいて、LSD 25を投下すればいい」

    「(潜伏している)場所をビショビショにする。そしたら、笑いながら穴からでてくるよ」

    3. 仕事

    TMG曰く、デップは、音響エンジニアを雇い、セリフをインカム越しに教えてもらっていたという。これについては、取材でもデップは否定せず。

    「真実がうまれる。最も尊敬しているヒーローの何人かはサイレント映画にでてた人」

    「目では見えないところになくてはいけない。見えないところに真実がないのなら、何を言っても意味がない」

    4. 結婚と離婚

    この記事は英語から翻訳されました。翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan