歌手セレーナ・ゴメスが、歌手ジャスティン・ビーバーと交際していた頃の体重に関するTikTokに反応し、ファンに衝撃を与えている。
セレーナとジャスティンは2011年から7年間交際をし、2018年3月に別れた。
そのわずか3ヶ月後、ジャスティンはモデルのヘイリー・ビーバーと交際を始め、2018年9月に結婚した。
セレーナは、2019年のヒット曲『Lose You to Love Me』で、別れが自己愛につながる経験を歌に込め、ジャスティンとの別れに区切りをつけた。
11月4日に配信されたドキュメンタリー映画『セレーナ・ゴメス:My Mind & Me』の中で、『Lose You to Love Me』を書くことになった経緯について、セレーナはこう語っている。「(セレーナの親友で、シンガーソング・ライターの)ジュリア・マイケルズと(プロデューサーの)ジャスティン・トランターにメールして、『別れて悲しいと言う準備ができたと思う』と言いました。45分で曲を書き上げました。過去作のなかでもっとも早く書いた曲です」
「この曲は失恋だけについて書いたのではありません。自分を完全に見失い、自分自身を再発見するために作った曲です。自分自身を一番に置くこと、自分の人生を優先ことを学ぶと同時に、聞いた人々がその経験の中で、安らぎを見出せるようにと願っています」
セレーナは、ジャスティンとの恋愛のほとんどが公になっていたことから、破局からは「何かに取り憑かれていたように感じた」と明かした。
「ジャスティンと付き合っていたことを、誰も手放してくれないように感じました。もっとも辛い別れを経験し、当時の私は混乱していました。でも、その後は乗り越えることができ、今では怖くありません」
セレーナはジャスティンとの破局を「なるべくしてなったと思っているし、自分にとって今までで一番いい出来事です」と述べた。
セレーナは、11月30日に投稿されたTikTok動画でのコメントが話題となった。内容は、ジャスティンと交際中の自身の体重に関するものだった。
ファンが投稿した動画には、「セレーナがジャスティンと交際していたとき、常に痩せていた理由」とのキャプションとともに、セレーナの古いパパラッチ写真が数枚映される。
それに対してセレーナは、「ジャスティンは『モデル』と付き合いがちなの。私は普通すぎたんだ」と返信をしている。
セレーナ本人も絵文字「😔」でコメントしたこの動画は拡散され、コメント欄には、「事実」「とても悲しい」「打ちのめされた気持ち」などと、多くのユーザーがセレーナに共感を示した。
しかし、ファンの中には、セレーナがジャスティンとのネガティブな関係に焦点を当てることで、「過去をぶり返そうとしている」と非難する人もいた。
セレーナに共感するファンの中には、これまで彼女が向き合ってきた体型批判について語る人も。「自身の体重に関してコメントするセレーナを批判しないで。彼女は自分や自分の体に関してコメントする権利がある」
「女性がメディアからも元パートナーからも体型批判されたのにも関わらず、彼女がそれについて発言すると、矛先が彼女に向くのが理解できない。『すべての女性をサポートします』とか口では簡単に言えるけど、セレーナはえこひいきされている」
「セレーナは元パートナーから何年も体型批判をされていたっていうのに、それについて発言したことで、彼女のせいになるなんておかしくない?」
ファンの中には、ヘイリーとセレーナを比べる人もいた。ヘイリーは9月にポッドキャスト「Call Her Daddy」で、セレーナとジャスティンの交際について話した。
ファンの1人は、「ヘイリーは2022年に、セレーナとジャスティンの交際についてポッドキャストで話すことができるし、ジャスティンは2019年に、セレーナのことをずっと愛していると言うことができるのに、セレーナは過去の交際中に、自分の体についてどう感じていたかコメントできないだなんて!」とツイートした。
セレーナとヘイリーは今年初め、初めて一緒に撮った写真を投稿し、2人の不仲説を打ち消した。
この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:アシュウェル英玲奈