オーディション番組で「若い母親」への侮辱発言。審査員に批判→「女性同士が支え合うべき」母親がSNSで反論

    オーディション番組『アメリカン・アイドル』で審査員を務める歌手、ケイティ・ペリーの発言が物議を醸している。

    米オーディション番組『アメリカン・アイドル』に出演した参加者が、審査員からの失礼なコメントに対してTikTokで反論。多くの人から支持を得ている。

    参加者のサラ・ベス・リーベさん(25)は、3児の母だ。歌手になる夢を叶えるため、同番組に参加した。

    サラさんが「3人子どもがいるの」と明かすと、ケイティは気絶する素振りを見せ、冗談混じりに「あなた、テーブルの上に寝過ぎよ」と発言。

    この言動を「若くして妊娠することより、他にやるべきことがあった」と捉えた視聴者が多いようだ。

    現在2児の母親であるケイティは、36歳で長女を出産。冗談だったとはいえ、若くして母親になったサラさんに対する侮辱だと、批判の声が殺到した。

    サラさんは番組放送後、自身のTikTokでオーディションの件を振り返り、「若くして親になった人をけなす代わりに、サポートしよう」と訴えた。

    「ケイティのジョークは、親切なものではなかった。テレビ番組でバカにされて恥ずかしかったし、傷ついた」

    「私が伝えたいのは、女性同士がお互いに支え合い、励まし合うことは、とても素敵なことだということ。“母親はこうあるべきだ”という、個人の価値観を押し付ける行為は最低」

    「母親・女性として生きること自体、すでに大変なこと。励ましのコメントをくれた若いお母さんたち、他のお母さんたちに感謝している」

    「あなたたちは変わらず、子どもたちを愛し続けてあげて。若い母親だからって引け目に感じる必要はない。あなたがいい母親で、あなたが子どもたちを愛しているのなら、それが一番大事なことよ」

    ケイティから、サラさんへの公の場での謝罪やコメントは、今のところ発表されていない。

    サラさんの動画(英語)は、TikTok:@sarabethliebeで観ることができる。

    @sarabethliebe

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    ♬ original sound - Sara Beth

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン