2000年代の人気ラブコメで「太ったヒロイン」の代役を演じた俳優、当時を振り返る「若者にコンプレックスを…」

    2000年代の人気ラブコメ映画『愛しのローズマリー』で、ボディダブルを演じた俳優のアイヴィー・スニッツァーが、同作品についてコメントしました。

    『愛しのローズマリー』は、2001年公開のラブコメ映画です。

    ヒロインのローズマリーを演じたグウィネスは、ファットスーツと呼ばれる特殊メイクを着用し、役作りに挑みました。

    それだけではなく、ローズマリーの腕や太もも、胴体がアップになるシーンでは、当時20歳だった俳優のアイヴィー・スニッツァーが、ボディダブル(代役)を務めています。

    先日、The Guardianのインタビューに登場したアイヴィーは、同作品の経験を振り返りました。

    しかし、映画公開後は「映画を通して肥満を助長した」として、一部の人から心ない批判にさらされたといいます。ひどい時は住所を特定され、ダイエット製品を送られたこともあったそう。

    映画の公開から数年後、アイヴィーは摂食障害に陥ったといいます。

    同作品が、若者に体形に関するコンプレックスを与えてしまっているのではと思うと「怖くて悲しい」と、アイビィーは語りました。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:筒井華子