「魚みたいに目が離れている」心ないコメントで、容姿に悩んだ過去。今注目の俳優が告白

    『クイーンズ・ギャンビット』などのアニャ・テイラー=ジョイが、自身の容姿に不安を覚えていた過去を激白。Twitterでは彼女を擁護する声があふれました。

    アメリカ出身の俳優・モデル、アニャ・テイラー=ジョイ。

    2015年のホラー映画『ウィッチ』での演技が高い評価を受けて以来、俳優としての活躍の場を広げています。

    2021年には、Netflixドラマ『クイーンズ・ギャンビット』での演技が評価され、第78回ゴールデングローブ賞「リミテッドシリーズ/テレビムービー」部門で主演女優賞を受賞しました。

    そんなアニャは、かつて自身の外見について不安を感じる時期があったと告白し、SNSで話題になりました。

    2016年、当時20歳だったアニャは、ファッション誌「W Magazine」の取材で「自身の顔を気にしたことはあるか」と聞かれたといいます。

    記事には、インタビュアーの次のような質問が。「あなたの目はとても美しいですが、少し離れていますよね。昔から気にしていましたか?」

    これに対しアニャは、SNSがきっかけで自分の外見が気になった過去について語りました。

    「自分の目が離れているなんて、思ったこともありませんでした。急にFacebookでタグ付けされて、魚のイラストと一緒に『この魚みたいに目が離れている』と書かれたんです」

    「すごくショックでした」

    しばらくの間、自分の顔を鏡で見ることができなかったそう。

    「いまだに、鏡をじっくり見ることはありません。自分の顔について悩みたくないから。みんなは私の顔についてあれこれ思っているんだろうけど」

    「去年、身長が2センチが伸びたし、身体的にまだ成長しています。でもそれ以上に、精神的に成長したと思います。ぎこちなさも減りました」

    3年前のインタビューですが、このコメントがTwitterで再び話題になりました。多くのファンが、アニャを擁護しています。

    「アニャは本当にステキ。放っておいてあげて」とあるユーザーは投稿しました。

    「美の定義」に疑問を投げかける人も。

    I see this narrative being created that Anya Taylor-Joy is somehow an 'unconventional' or 'irregular' kind of attractive, which really deals a blow to society's already unrealistic beauty standards. https://t.co/m4v3WAtDBx

    Twitter: @tbfieulaine

    「アニャ・テイラー=ジョイの魅力は、型破りな美しさにあるとみんな思っている。そしてこれは、社会が押し付ける非現実的な美の基準を打ち破るものなんだ」

    「アニャが容姿を不安に思っていたなんて、そんなの悲しい。アニャはこの世のものとは思えないくらい美しくて、加工だらけで個性のないカーダシアン家とは全然違う。アニャを見る度に、私は美しさに魅了されてしまう。彼女は私の最大の憧れ」

    @ThePopTingz This is heartbreaking. It's simply because she looks ethereal, and not like the cookie cutter influencer/Kardashian image that's absolutely friggen everywhere. Anytime I see her on screen, I'm just hypnotized and captivated by her beauty. She is my #1 girl crush til the day I die

    Twitter: @faerietales93

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:筒井華子