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コロナ禍でのハロウィン、これで接触せずにお菓子を配れるぞ!お父さんがある道具を設置

手作りキャンディーシュート(お菓子を通す筒)の写真が話題に!

アメリカ・オハイオ州のシンシナティに住むアンドリュー・ビーティーさんは、大のホラー映画好き。彼にとってハロウィンは、1年かけて準備するような大イベントです。

毎年ホラー映画をテーマに、家を飾りつけます。今年は例年とは違った形のハロウィンになりそうですが、彼にはあるアイデアがありました。

例年ハロウィンでは子どもたちが仮装をし、家々をまわりながらお菓子をもらいます。

新型コロナウイルスが世界的に大流行している今年、感染対策をとりながらハロウィンを安全に楽しむため。ビーティーさんはお菓子を渡す人ともらう人が接触しない「キャンディーシュート(お菓子を通す筒)」を作りました。

Halloween chute lies along a porch railing to deliver candy

「この方法ならうまくいくと思いました」

「後で謝らないといけない事態になるより、安全に気をつけたほうがずっといい」と、ビーティーさんはBuzzFeed Newsに語りました。

ビーティーさんは9月中旬、アマゾンの梱包に使われていた筒からキャンディーシュートを作りました。6歳の娘が手伝ってくれたおかげで、絵の具での装飾と表階段への取り付けは、たった20分で終ったそうです。

ビーティーさんによると、「このキャンディーシュートで、2つの問題を解決できる」とのこと。感染対策だけでなく、様々な理由で階段を登れない人にとっては、手助けなしで簡単にお菓子を受け取ることができます。

キャンディーシュートの写真をにフェイスブックに載せたところ、投稿は注目を集めました。

Facebook: andrew.beattie2

「ハロウィンのためにキャンディーシュートを作りました!ハロウィン早く来て!」
キャンディーシュートの使用方法や作り方、コロナ禍での安全なハロウィンの楽しみ方などのアイデアを募集中だと投稿しています。

「ウェストバージニア州に住む両親に(シュートを)見せたくて、フェイスブックになんとなく載せた」とビーティーさん。

「そうしたら友達が、『投稿が何百回もシェアされている』と教えてくれたんです」

ビーティーさんの投稿は、現在8万5000回以上シェアされています。

投稿へのコメントから着想を得て、電飾も追加したそうです。

自粛生活が長引く中、ビーティーさんは今年のハロウィンを少しでも楽しめれば、と語ります。

「子どもたちにとって、ハロウィンは顔を隠して他人と距離をとって歩き回るには絶好のイベントです」

「それをコロナ対策として活かすのは納得ですよね」

今年は何の仮装をするか、ビーティーさんはまだ決めかねているとのこと。例年は映画『ハロウィン』に登場するブギーマンの仮装でお菓子を配っていますが、未確認生物「モスマン(蛾人間)」のコスチュームを最近手に入れたらしく、迷っているそうです。

この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:アシュウェル英玲奈