新型コロナウイルスの感染拡大で、世界中の人々が自宅で過ごしています。
家ではスウェットパンツから着替えたり、ましてやおしゃれをしてメークをバッチリするほどのモチベーションがなかなか上がらない…。そんなあなたにぜひ見て欲しい動画があります。
アフリカ系の女性たちが続々と参加している「#DontRushChallenge(ドント・ラッシュ・チャレンジ、焦らないで)」のハッシュタグが付いた一連の動画です。
巧みな編集で、投げ渡したものが次の人の手に移ったように見せると同時に、服装も普段着からとても優雅なものへと変化していきます。
たとえばこちらの動画。
この動画を投稿したのは、アメリカのボルティモアに住むコンテンツ製作者のロンケ・ラージさん(29)。
このチャレンジを始めた人というわけではありませんが、友達と一緒に上の動画を作成したところ、広く拡散され名が知られるようになりました。
実際にこのチャレンジが始まったのは、レイス・アソロさんが3月22日に投稿したあるツイートからでした。その動画にはレイスさんを含め、他にも7人の女性が登場しています。
ラージさんはBuzzFeed Newsに対して、このように語りました。
「最初は友達に電話をかけました。その時は『ねえねえ、最近よく見るチャレンジがあるんだけど、これやってみたい?』といった感じで」
彼女の友達も、たまたまナイジェリアにゆかりを持つインフルエンサーやコンテンツ製作者が多かったため、動画はアフリカをテーマにして撮影されました。
ラージさん自身も、とても華麗な青と紫の服を身にまとい、動画の最初に登場しています。
こちらはキイタンさん。バッグと服がとても似合っています!
次に登場するのは魅力的なドレスを着たチズィさん。
シャロームさんは、まるで本物の女王のよう!
こちらはネオマさん。唇の色と服がとても合っています!
とても上品な母親にみえるこちらの女性は、トラーニさん。
フィヒンティさんが着ている青のドレスも、とっても鮮やかです!
次に登場するこちらのウーウェンさん。彼女はスタンフォード大学で工学を学んでいました。
マスク姿から変身して私たちを驚かせてくれたのは、こちらのネンナさん。
そして最後にチンイェレさんが大きなグラスを持って登場し、動画は幕を閉じます。
「このチャレンジは、女性たちが自分自身を表現できると共に、動画を見た人々に感銘を与えられます。動画内の女性たちを美しいと思うと同時に、『私も美しいんだ』と思ってもらえるのです」とラージさんは話します。
彼女はまた、おしゃれをすることが、自宅にこもる退屈な日常に変化をもたらす良い機会になる、と話しました。
このチャレンジには、他の女性たちも次々に加わり、自分たちの「#DontRushChallenge」動画をあげています。
例えば、こちらは従軍中の女性。
こちらは医師ら。
アフリカ系女性の間で広まったこのチャレンジは、さらに広がりをみせています。
こちらはアフガニスタンの女性たち。
男性もチャレンジに参加しました。
みなさんもぜひ、チャレンジに参加してみてはいかかでしょうか?
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:吉谷麟