冷たいロシアの沼で「職場に行きたくない気持ち」を表現 16歳が人気者に

    キルギスタンではハリウッドスターと共演

    先月、16歳のイゴール・ナザロフは、沼で撮影した写真を投稿した後、世界的に有名になった。

    イゴールと兄のアレックスは、ロシアのSNS、VKのコンテストに応募するための写真を撮影した。沼は職場に行きたくない気持ちと、労働者の日課を象徴していた。

    コンテストには勝ち残れなかった。しかし、写真のおかげで、イゴールはロシアでちょっとした有名人になった。

    キルギスタンのニュースサイト、 Kloopは、イゴールと一緒にキルギスタンで最も有名な湖、イシク・クルで撮影を行った。ノートパソコンを開くイゴールは、テーブルを使い、「成功者」の構図で撮影を行った。

    キルギスタンの政府観光局は、第2回目となるワールド・ノマド・ゲームズ(中央アジアの伝統的競技の国際大会)に、 スティーヴン・セガールとともにイゴールを主賓として招待した。

    そうなんだ。

    Kloopの取材に応え、イゴールは、こんな結末が待っているなら、写真コンテストで優勝できなかったことなど全然かまわない、と言った。

    「写真がメディアで話題になって、結局はコンテストで優勝するよりもずっとすごいものを手に入れました」と、イゴールは語った。