竜巻で100人以上が死亡、数十万人が停電被害。カメラが捉えた現地の被害状況

    アメリカ中部で、12月10日夜から11日にかけて複数の竜巻が発生し、ケンタッキー州では100人以上が死亡した可能性がある。

    アメリカ中部で、12月10日夜から11日にかけて複数の竜巻が発生した。

    ケンタッキー州、アーカンソー州、イリノイ州、ミシシッピ州、ミズーリ州、テネシー州で発生した竜巻は、建物を破壊し、数十万人が停電に見舞われる深刻な被害をもたらした。

    ケンタッキー州では100人以上が死亡した可能性があり、州知事は緊急事態を宣言した。

    イリノイ州ではネット通販大手アマゾンの倉庫が倒壊し、少なくとも6人が死亡。テネシー州では少なくとも3人が死亡した。

    12月に竜巻が発生することは稀だが、暖かい気候が竜巻の発生を助長したと考えられる。

    A desk sits amid debris below a collapsed roof
    Pews with debris below a collapsed roof
    A "Family Dollar" sign is seen on a collapsed awning as people sit and stand nearby
    A man and a woman stand amid a scene of rubble
    People walk between cars and debris, including fallen street signs