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大学で発見されたなが〜いカモ、SNSで大人気に。「ロングボーイ」とあだ名も

SNSで拡散される以前から、大学では人気者だったそうだ。学生たちによって、公式のインスタアカウントも設置されている。

イギリスにあるヨーク大学のキャンパス内にいるカモが、SNSで大人気だ。

理由は、その特徴的な見た目。他のカモより「長い」ことから「ロングボーイ」という呼び名で親しまれている。

発端は明らかになっていないが、あるツイートが拡散しロングボーイの人気に火がついた。

"The tallest mallard duck to have ever lived (since records began) known as 'Long Boi.' He lives on the campus of the University of York, England. He stands just over 1m tall (3.5ft)."

Twitter: @DickKingSmith

「記録では最も背が高いとされるマガモの『ロングボーイ』。イギリス・ヨーク大学のキャンパスに生息している。立つと1メートル以上にもなる」

ツイートでロングボーイは「マガモ」となっているが、後に「インディアンランナー」というアヒルとマガモの交配種だと判明。インディアンランナーとしては平均的な身長だと、事実検証を行うサイトスノープスが明らかにした。

それでもロングボーイの愛嬌あるフォルムに、人々は魅了され続けているようだ。

Look at the size of this lad Absolute unit https://t.co/z9LQrpg2wF

Twitter: @Bryfoxy

「見てこいつ…他を寄せつけないデカさだ」

ロングボーイを、ミーム(ネタ画像)として投稿する人もいる。

Twitter: @_smartest_

「ロングボーイ、こっちのダックス(オレゴン大学のバスケットボールチーム)に入ったほうがいいんじゃないの」

The tallest mallard duck (long boi) is trending and this is the only two images that compare right now.

Twitter: @roblee4

「長身のカモ(ロングボーイ)がトレンドらしいけれど、今はこの画像としか比べられないな」

実は以前から、ヨーク大学でロングボーイは人気者だった。

たまにロングボーイに餌をあげていたという学生たちによって、ロングボーイの公式インスタグラムアカウントまで設置されている。最近ツイッターを中心に注目を浴びたこともあり、今は約2万6000人のフォロワーがついている。

学生たちは、自分たちが撮影したロングボーイの写真を共有するためにアカウントを作ったという。

「そうしたら、キャンパスでどんどん有名になっていった。大学には、ロングボーイのファンがたくさんいるよ」

大学のオープンキャンパスでは、ロングボーイを見にくる人もいるという。

ロングボーイは「ペットとして飼育される予定だったが、なんらかの理由でキャンパスに捨てられたか放されたカモなのでは」と学生のひとりは語る。

ロングボーイは発見当初、他のカモたちに馴染めていなかったそうだ。今は一緒に、キャンパスで放し飼いにされている。

学生たちによると、大学には世話を担当するチームがあり、すべての水鳥たちに十分な量の餌を与えているそうだ。

「鳥に餌をあげるのが好きな学生も多いです。キャンパス内の売店で、鳥の餌を販売しているくらいですから。私たちはヨーク大学のカモやアヒルを大切にしています」