元イングランド代表のサッカー選手、デビッド・ベッカムと結婚23周年を迎えた妻のヴィクトリア・ベッカム。
大人気アイドルグループ『スパイス・ガールズ』のメンバーとして活躍した後は、4人の子を育て、ファッション事業も大成功。強い女性の理想象として彼女の名前をあげる人は多いのではないだろうか。
そんなヴィクトリアが1999年に出演したイギリスのトーク番組が、時を経て批判を受けている。
問題のトーク番組が放送されたのは、ヴィクトリアが長男を出産してから約2カ月たった頃。番組司会者が、産後の体型について彼女に尋ねた。
「産後、どうやって体型を戻したのか多くの女性が気になっていると思うよ」という司会者に、出産前の体重に戻ったことを明かしたヴィクトリア。
すると司会者は、「ここで確認してもいい?」と、生放送中にいきなり体重計を持ち出してきた。
戸惑うヴィクトリアに、過去に体重計に乗った著名人の名前を出し、体重計に彼女を乗せようとする司会者。
それから23年。ヴィクトリアは、オーストラリア版『ヴォーグ』のインタビューで、当時のトーク番組を振り返り、「今ならありえないことだ」と語った。
番組では笑顔を見せていたヴィクトリアだったが、心の中では“体重計に乗るよう強要された”と感じていたそう。
また、このトーク番組に限らず、長年、メディアから体型について批評されることに悩んでいたことも明かした。
「メディアの見出しで、体型批判を受けたことがあります。長男を出産した後なんて、新聞の一面で、どこがどう痩せたのか、画像付きで説明されていました」
痩せているのがいいというのは、古い価値観だとヴィクトリアは語る。個人それぞれにあった体型があり、健康とのバランスが大切だと考えているそう。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan