映画『ピッチ・パーフェクト』シリーズの 「太っちょエイミー」役でブレイクした、俳優のレベル・ウィルソン。
2月19日、交際していたラモナ・アグラマさんとの婚約を発表し、インスタグラムには多くのお祝いコメントが集まっています。
婚約の直前に配信されたポッドキャスト番組『Call Her Daddy』で、レベルは自身の大幅な減量について振り返りました。
『ピッチ・パーフェクト』シリーズで、太ったイメージを保つため、契約書には「大幅な増量や減量を禁止する」項目があったことについても触れています。
「『ピッチ・パーフェクト』シリーズが終わるまで、減量はしなかったの。契約に大幅な減量はNG、とあったのよ」
「だから、体重をある程度キープしなきゃいけなかったの。でもその時から、健康にならなきゃという思いはあった」
過去のインタビューでは、同作品への感謝の気持ちを述べていたレベル。
一方で、葛藤もあったそう。太っちょエイミーという役のイメージのせいで、その後も「型にはめられることが多かった」といいます。
「“太ったおもしろい女の子”という枠に当てはめられたの。もちろん、私はその役柄を演じるのが大好きだったし、キャラクターのことも愛していた」
「もっと幅広い役を演じたくても、業界では体が大きいだけで、その枠に当てはめられてしまうの。理解できるけど、みんな体重に固執しすぎなのよ」
レベルは『ピッチ・パーフェクト』の撮影中から、自身の食生活を見直したいと考えていたそう。その理由を、ストレスのせいで過食してしまう習慣を断ち切るためだと明かしています。
その後、レベルは2年間で約35キログラムの減量に成功。その経過をインスタグラムで報告していました。
減量当時、オーストラリアのラジオ番組で「もっと自信が持てるようになった」とコメントしています。
「どんなサイズの自分もイケていると思っているの。どんな時も自分に自信があるタイプだったけれど、減量してからはさらに自信が持てるようになった」
ハリウッド・リポーターの取材に対しては、減量後「演じる役柄の幅も広がった」とも…。
「体が変化することで、人から違うように見られる場合もある。今までは話が来なかったキャスティングもくるから、そこは利点ね」
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン