米西海岸、カリフォルニア州・オレゴン州・ワシントン州などで多発している山火事が拡大を続けている。その被害は過去最大で、カリフォルニア州だけでも約8000平方キロメートル(約81万ヘクタール)以上が消失したと報じられた。
強風の影響で、サンフランシスコなどの住宅街までオレンジ色がかった煙に覆われており、一部地域では空気汚染が危険レベルまで達している。
米国立気象局によると、カリフォルニア州・オレゴン州・ワシントン州・アイダホ州・アリゾナ州は現在、山火事シーズンの「重大」で「非常に高い」リスクにされされているという。
住宅や風景が炎によって破壊される中、何千人もの住民が避難した。
各州で死者も複数出ている。現地時間9月9日、ワシントン州で1歳の男児と、オレゴン州で車に取り残された2人の死亡が確認された。
以下、直近の西海岸の様子を写真で伝える。
この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:髙橋李佳子