お弁当を持ってこられない子へ、クラスメートからのサプライズ

    みんなで食べたほうが、おいしいよ。

    ノルウェーで制作された1本の広告動画が、多くの人の胸に深くささっている。たったの5日間で300万回もシェアされるほど、その注目度は高い。

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    この動画は、里親制度を推奨するためノルウェー政府の依頼で作られたもの。最初に動画が投稿されたのは、福祉や養子縁組を通して子どもや家族をサポートするノルウェーの団体Facebookページ。ここだけで、400万回以上再生された。

    他のFacebookページでも再投稿され、1億2000万回以上も視聴されている。

    一体、どういう動画なのだろう。 舞台は学校、ランチタイムのベルが鳴るところからスタート。教室で生徒たちはお弁当をとりだしている。

    クローズアップされる1人の少年。彼のお弁当箱の中身は……

    からっぽ。

    手を挙げて、先生に退室許可をもらう少年。その理由は……

    水を飲むため。

    ぼーっと外を見て、お弁当の時間をつぶす少年。

    やっと教室に戻り、お弁当箱を片付けようとして、何かに気づく。

    なんと彼のお弁当箱の中に、食べ物がぎっしり!

    少年が教室の外にいた間に、クラスメートたちがこっそりおかずをわけてくれていたのだ。

    😭😭😭

    動画をシェアした人の中には、自分も同じ体験をしたという人も。自分の子どもが少年と同じような子どもを見た、おかずをわけたことがあるとコメントする人もいる。

    動画の最後にでてくるメッセージは「解決策は、思ったよりも身近にある」というもので、ノルウェー政府は里親制度の必要性を呼びかけている。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。担当:SOKO