こちら、日本で英語の先生をしているマンディ。しかし、注目すべきはマンディではなく、彼女がもつクワガタ虫。
クワガタの名前はスパイク。マンディが6カ月前、お祭りで購入した。今では、スパイクのほかにも3匹飼っており、すっかりクワガタにはまっているマンディ。彼らと遊ぶのも日課となっている。
クワガタの特徴は、ハサミのような大きな顎。マンディはスパイクに、いろいろなモノを掴ませて遊んでいた。そして、スパイクが手に取った(顎にはさんだ)1本のペン。
アーティストが生まれた瞬間である。
「ペンを持たせてみたら、ノートの上で動かしはじめた」と語るマンディ。
スパイクの作品を写真に収め、マンディがツイートしたところ、6万リツイートを超える反応があった。
友人からのリアクションしか予想していなかったマンディは、大反響にびっくり。スパイク専用のTwitterアカウントを作ることに。スパイクの日常が投稿されている。
スパイクの作業風景。
力持ちアピール。
大好物に飛びつく。
お料理にも挑戦!
スパイクの芸術的センスはTwitterで人気を集め、他のアーティストの感性まで刺激。多くのイラストが寄せられている。
マンディは、ファンからの「スパイクの作品を売って!」という声におされ、オークションサイトEbayで販売をスタート。10ドル(約1100円)で始まったオークションだが、すでに300ドル(約34000円)を超えている。
「クワガタの絵にどう値段をつくのだろうって思うと、面白いですね」というマンディは、スパイクのピンバッチも販売中。オークション売り上げの15%は、イギリスでクワガタを保護する活動を行なっている団体に寄付するという。残りの85%は、スパイクのご飯代など。
「虫は可愛い」
虫嫌いの人からのリアクションも多くあるとのことで、虫嫌い克服のきっかけになれたらうれしいという。
この記事は英語から翻訳・編集しました。