インスタ用にドローンを飛ばしたら、突然のサメの姿。子どもたちの命が救われた

    インスタ用の写真が子どもたちの命を救った

    6月23日、フロリダのニュー・スマーナ・ビーチで写真家ダン・ワトソンは子どもたちを車に向かわせようとした。そのとき、インスタに投稿するために、ドローンで撮影をした。

    「ドローンを空に飛ばす30秒の間に、ある影が水中で動いているのを見つけた」

    その影の正体はサメだ。彼の3人の子どもを含めた、5人の子どものすぐ近くを泳いでいた。

    ドローンの映像を携帯で確認するや否や、ワトソンは叫んだ。「サメだ!」

    「子どもたちの近くにいる妻に向かって叫んだ。彼らのもとへ走り、大声で乗れと叫んだ」

    大混乱の最中、ドローンで撮影した。

    「子どもたちが海から出るのに間に合わないかもと不安だった」「ドローンのカメラから、間近にいるのが見えた。しかも、素早く動いていた」

    「サメが多い場所だとは知っていた。でも、人が普通にいるような浅瀬になんているとは思っていなかったあ」

    数秒後、ワトソンは再び写真をとった。それが、子どもたちが全力でサメから逃げている様子だ。

    「子どもたちだったから、すぐに駆け出してくれるか全くわからなかった」「ありがたいことに、怯えた様子で、本当に素早く駆け出してくれた」

    もっとも幼い二人の子どもは、直後怯えていた。しかし、それからサメに興味を持つようになった。ワトソンの娘は、神経質になって泳ぐようになった。もちろん、彼の妻、サリーも。

    「妻が子どもたちをもう一度水中で遊ばせるようになるまで、少し時間がかかる」

    サメの種類は分からなかったが、1週間後に同じビーチでサメがサーファーを襲ったことを、ワトソンは述べた。18歳の少年が、ボードに乗って水をかいていたところ、足を噛まれたという。

    ワトソンが立っていたビーチのところでは、サメのヒレが見えないと、サメは見つけられないという。

    「あのときはドローンを飛ばす以外に、サメがいることを知る手段がなかったんだ」

    「今は、水中が少し怖くなってる」「次いくときは砂の城の作り方を練習しようかな」

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:藤原哲哉