ドラキュラ城で不気味なハロウィンを過ごすチャンスです

    最高に気味の悪い夜になるでしょう。

    ルーマニアにある「ドラキュラ城」こと、ブラン城。が1948年以来初めて、城の中に人を泊めることを許可した。この気味の悪い城に泊まれると、みな大喜びだ。

    「吸血鬼ドラキュラ」の筆者、ブラム・ストーカーの甥の孫であるダクレ・ストーカーは、Airbnb上でお城に泊まる人を募集している。

    Airbnbのウェブサイト によると、自分の母国語の50字から550字で「ドラキュラ城で伯爵に牙を剥かれたそのとき言ってやりたい台詞」を書いて、応募する必要がある。

    選考で選ばれれば、飛行機に乗り、ルーマニアのトランシルバニアに向かうのみ。

    もちろん無料だ。

    AP通信によると、「この城はヴラド・ツェペシュ公との関連で有名。彼は15世紀にここで暮らした実在した君主で、敵を串刺すという冷酷な習慣を持っていた」また、ヴラドはブラム・ストーカーの「『ドラキュラ』の創作にインスピレーションを与えた」という。

    Airbnbによると、この不気味な旅には、全てのサービスが含まれている(オールインクルーシブ)というが、にんにく禁止」など、いくつかのハウスルールがある。 以下はあなたが気をつけるべきリストだ。



    * にんにくを数珠玉のように首にぶら下げてこないでください。にんにく臭いものも禁止です。
    * 銀のジュエリー類もご自宅に置いてきた方がよろしいかと。
    * ナイフやフォークで十字を切ってはなりません。指とかでも十字はとにかくやめてください。
    * 見張り塔のこうもりに気をつけること。
    * 夜明け前にカーテンは全部閉め切ること。
    * 伯爵は「鏡を使った自撮りは得意ではない」と申しております。

    この旅には、馬車の乗車や、小説さながらの、ろうそくの明かりと共にいただく夕飯も含まれている。

    こちらは「吸血鬼ドラキュラ」刊行された、1897年の雰囲気を伝えるダイニングテーブル。

    そして、ゲストは棺桶で「安らかな」眠りにつくことになっている。

    ただ、アメニティーが充実...していないのは承知しておく必要があるようだ。

    アメニティリストは、全滅状態だ。

    正直言って、すごく気味が悪いが...

    「ドラキュラ」ファンたちは、興奮気味だ。Twitterには「トランシルバニアのドラキュラ城に行きたくてしょうがないよ!!!」との声や、

    i wanna go to dracula's castle in transylvania so bad !!!

    「トランシルバニアのドラキュラ城に行きたいよ!」

    「いますぐ応募する!」と叫ぶ人も。

    i would do this in a heartbeat! A night in Dracula's Transylvanian castle this Halloween https://t.co/wD4IP8gYpz via @@TelegraphTravel

    「すぐに応募するよ!ハロウィーンはトランシルバニアのドラキュラ城で過ごすんだ」

    行きたい方は、中央ヨーロッパ標準時間10月26日の午後11時59分(日本時間27日6時59分)までに応募を。