期待値高まる！　ポケモン実写映画、出演者が漏らす想像をこえる撮影現場とは…！？

左から、ロブ・レターマン監督、竹内涼真、ジャスティス・スミス、キャスリン・ニュートン（敬称略）

かつてポケモンマスターになることを夢見ていたティム。しかし、警官である父がポケモンに関する事件の捜査中に姿を消してしまい、以降、ポケモンを遠ざけるようになってしまいます。

そんな中、かつて父の相棒として活躍していた「名探偵ピカチュウ」と出会うのでした。

ただ、このピカチュウは、不思議なことにティムにだけ、中年男性ボイスで話しかけてきます。もちろん他の人には愛らしい「ピカピカ〜」の鳴き声しか聞こえません。

声だけではなく、性格もおっさんなピカチュウとシニカルなティムが姿を消した父を探す――。

同作品は2018年1月から5月まで4ヶ月の時間をかけて、スコットランドとロンドンを中心に撮影されました。

「監督のこだわりでフィルムで撮影されました。なのでとても時間がかかっています。でもそれぐらい、質にこだわっています」（キャサリン）

現在、5月の公開に向けて鋭意編集中。レターマン監督によると「今、ホテルでも作業をしているほど、大変」。

リアルで度肝を抜かれた（よく見ると産毛が…）バリヤードのシーン。何やら怪しげな雰囲気ですが、撮影現場には何もなく演技が非常に難しかったそうです。

「撮影現場は、ばみりしかなくて……あとはカメラマン。ここは一体どんなシーンになるんだろうと思っていたんです。だから、トレーラーを見て完成したシーンを見たときには、とても驚きました。それくらいすごい」（キャサリン）

吹き替えは初挑戦になる竹内さん。オファーが来た時はとても興奮したと語ります。

「予告動画が解禁された時、家で弟と妹と見ていて『うわぁあ』と興奮していたら、電話がかかってきて……ポケモン世代なので……久しぶりにドキドキしました」

「最高ですよ！だって街中にポケモンがいるんですよ！そんな嬉しいことはない。僕の家には、今でも子供の時に遊んだゲームソフトが残っています」

「動画を見ると、どうやって撮影しているんだろう？と思って。ピカチュウのフサフサした感じとか、リザードンが飛んでいるシーンとか……10回は見てます」と興奮を抑えきれない様子。

まだアフレコは始まっていないそうですが、ポケモン世代の竹内さんは既に撮影を終えたジャスティスにアドバイスを求めていました。その解答は……

「ピカチュウのキャラクターが強烈なので、油断しているといいところを全部持っていかれてしまいます（笑）」

「一方ティムはシニカルなキャラクターで、最初はピカチュウとタッグを組みたがらない、ドライな性格です。対比があればあればあるほど面白くなると思います」

なんだか、アニポケとは正反対な感じっぽい……！？

あれ、そういえばピカチュウの吹き替えは誰がやるの……？？

なお、ハリウッド版のピカチュウ役は、2010年に「最もセクシーな男」に選ばれたライアン・レイノルズです。続報が待ち遠しい！！！