NGT48荻野由佳の所属事務所がSNSの噂を否定 今後は法的手段も辞さず

    NGT48の山口真帆さんの事件を受け、NGTメンバーへの誹謗中傷が続いている。

    芸能事務所ホリプロは1月16日、所属する「NGT48」荻野由佳さんについて、ネット上で広まる荻野さんとファンとの個人的な交流について「一切行っていません」と否定する声明を発表した。

    さらに「今後、本人の名誉を毀損するような行為があった場合には、当社として厳正な対応をとらせて頂きます」と強い姿勢で臨むとしている。

    「NGT48」の山口真帆さんへの暴行容疑で男2人が逮捕された事件(不起訴処分)をめぐり、グループを運営するAKSがなかなか詳細を明らかにしないことから事件発覚後の1月9日から情報が錯綜。真偽不明の噂が現在もネット上を駆け巡っている。

    荻野さんについても、山口さんを襲った男2人が所属するファングループの一人と見られる男性との2ショット写真などがネット上で拡散。山口さんが襲われた事件とあたかも関わりがあったとの噂が流れた。

    荻野さんは1月13日、一連の騒動でファンに心配をかけたことをTwitterで謝罪。その上で「私は今までもこれからもファンの皆さんを悲しませる事や、裏切るような事は絶対にしません」とコメントしたが、この投稿には「こいつ何言ってんだ」「犯人側なんですよね」などの心無い言葉が寄せられていた。

    1月16日の発表

    発表では、この写真はホリプロイベントでの特典ツーショットであり、さらに荻野さん本人ではない人物の写真と合わせて掲載されたことで「当社所属のNGT48荻野由佳が、あたかもファンとの個人的な交流があるかのような憶測がネット上でなされています」と現状を説明。

    その上で「荻野由佳は、ファンとの個人的な交流は一切行っていません」と完全に否定。今後SNS上で同様の投稿があった場合、法的処置も辞さないとした。

    いまだ収拾がつかない、今回のNGT48の事件。AKS側は1月14日に弁護士や有識者らで構成される第三者委員会を設置し、メンバーに不適切な行動がなかったかを調べると今後の対応について発表した。

    ファン、メディアの関心は事件に関わったとされるNGT48の一部メンバーの特定に移っており、噂を理由にそれぞれのメンバーへの誹謗中傷も行われている。

    NGT48の正規メンバーの多くが体調不良を訴えていることから、開催が予定されていた劇場公演のうち、正規メンバーが出演する2公演を中止し、25~31日の公演をすべて研究生公演にすることが15日に発表されていた。