「お前がプライバシーに配慮しろ!」 山梨県警の架空請求に対するツッコミがキレッキレと話題に

    まだ被害が多いのが現状です。

    山梨県警察の架空請求ハガキに対するツッコミがキレッキレだと話題です。

    【抵抗力】架空請求ハガキを受け取ったことがありますか?▶一度見ておけば、抵抗力がついて詐欺を見破れます(ハガキはツッコミどころ満載)▶でも、始めて見た人は驚いてだまされてしまいます▶だから皆さん、このツイートを家族等と共有し、詐欺… https://t.co/uSxpUQrmeM

    12月27日のツイートでは架空請求に対し、「一度見ておけば、抵抗力がついて詐欺を見破れます(ハガキはツッコミどころ満載)」と投稿。

    騙されないために「このツイートを家族等と共有し、詐欺への抵抗力を高めてください」と鋭いツッコミとともに警鐘を鳴らしています。

    「告知のお知らせ」って「腹痛が痛い」みたいだな。

    山梨県警の主なツッコミがこちらです。

    ・おいおいいきなり差押えはあり得ねぇだろ

    ・「告知のお知らせ」って「腹痛が痛い」みたいだな。

    ・「プライバシー」って、ハガキで送っといて何言ってんの? お前がプライバシーに配慮しろよ!

    ・「法務省管轄支局」? 法務省にそんな部署はねぇよ!

    ・「原告側」って、だから一体どこの誰だよ?

    ・「消費料金」って、いつ何を消費した料金だよ

    ・「霞が関2丁目8番-号」で検索したら「不当請求」がヒット!

    最後には「相手には絶対連絡せず警察に連絡を!」と注意喚起。ツイートは約1万4000件リツイートされ(29日現在)、話題になりました。

    まだ被害の多い「特殊詐欺」

    警察庁によると2016年の、オレオレ詐欺や架空請求詐欺などを始めとする「特殊詐欺」の被害状況は、振り込め詐欺が約375.0億円。振り込め詐欺以外の特殊詐欺は約32.6億円で計約407.7億円とまだ被害が多いのが現状です。

    警察庁は架空請求の対策として、以下の3点を挙げています。

    1.不安に思った時(心当たりがあるかどうかもわからない場合)は、各種相談窓口までご相談ください。メールなどに記載された連絡先には連絡してはいけません!

    2.使用したサイト名の記載がない請求、利用した時間の記載のない請求、明確な料金内訳の記載のない請求、 料金の請求以外の文言(身辺調査の開始、会社へ訪問する等)が記載してある請求は要注意です。

    3.宅配便を利用して送金を求められたら「詐欺」を疑ってください。

    相談窓口は、独立行政法人国民生活センター「消費者ホットライン」などがあります。局番なしの「188」番または「0570-064-370」まで。各都道府県の相談窓口はこちらから確認できます。

    BuzzFeed JapanNews