新聞の号外に人々が殺到
JR東京駅丸の内口付近では4月1日午後1時すぎ、2つの新聞社が新元号「令和」の号外を配った。号外を求める人々が殺到して押し合いになり、倒れて下敷きになる人も出た。
混乱のなかで配布スタッフが「押さないで」「本当にマナー守って」と叫ぶほどの状態となった。
この日午後1時前、東京駅前に刷り上がったばかりの号外が到着すると、待っていた人々が手に入れようと走り出した。
赤信号も無視して道路を横切る人や、一方で人波に押し倒され、指から血を流す60歳代ぐらいの女性もいた。
人々が殺到する様子を電柱につかまって見ていた小学生の男の子に、母親が「危ないだけだから、もらいにいったらダメよ」と諭していた。
ヤフオクやメルカリでは号外が次々と出品
【UPDATE】朝日新聞広報部の回答について更新しました。
朝日新聞はBuzzFeed Newsの取材に対し以下のように回答した。
「今回の号外では、部数や配布場所、配布要員を増やす対応をしましたが、弊社の予想を上回る集まり方となった場所もありました。そうした中で、お怪我をなさった方がいらっしゃるのであれば、申し訳なく思います」
【UPDATE】産経新聞広報部の回答について更新しました。
産経新聞はBuzzFeed Newsの取材に対し以下のように回答した。
「今回の号外配布は混雑が予想され、配布人員の増員などで対応しておりました。実際の状況については現在、調査中です」