あのディズニー映画の主人公も涙した。ノートルダム大聖堂の火災でイラストが拡散

    フランス・パリのノートルダム大聖堂で4月15日夜(日本時間16日未明)、大規模な火災が発生した。火災を受け、ディズニー映画「ノートルダムの鐘」の主人公が悲しみに暮れるイラストが、SNS上で拡散している。

    フランス・パリのノートルダム大聖堂で4月15日夜(日本時間16日未明)に発生した大規模な火災を受け、一枚のイラストがSNS上で拡散している。

    イラストを描いたのは、Cristina Correa Freileさん(@dibujosdecristina)。15世紀末のパリを舞台にしたディズニー映画「ノートルダムの鐘」の主人公カジモドが、大聖堂を抱きしめ、悲しみに暮れる様子を描いている。

    この火災で、大聖堂のシンボルである尖塔も火に包まれ、崩壊した。

    La flèche de #NotreDame, en flammes, s'effondre https://t.co/1zqzJ3gzCu

    出火原因は明らかになっていないが、ノートルダム大聖堂では、改修工事が続いていた。当局が火災との関連性を調査しているという。

    フランスのマクロン大統領は「最悪の事態は避けられた」と発言。

    「ノートルダム大聖堂はフランス人の歴史や文学そのもの。生活の中心だった。我々はノートルダム大聖堂を再建するだろう。それはフランス人が期待することで、我々の歴史にふさわしい。我々の運命だから」と話した。

    現場周辺には多くのパリ市民が集い、800年以上の歴史を誇る大聖堂の運命を見守っていた。