「ちびまる子ちゃん」の作者で、エッセイストとしても知られた漫画家のさくらももこさんが、乳がんで亡くなった。
日本人女性の11人に1人が生涯でかかるとされる乳がん。
「仕事や家事に追われて、なかなか検査を受けることができない…」という女性のために、年に一度、全国の医療機関が協力して、受診を呼びかけている日がある。
その名も「ジャパン・マンモグラフィーサンデー」。
「ジャパン・マンモグラフィーサンデー」とは、認定NPO法人J.POSH(日本乳がんピンクリボン運動)が、2009年から全国の医療機関や、自治体の検診担当部門に呼びかけた始めた取り組み。
平日は仕事、子育て、介護などに追われ、受診する時間を作ることができない女性たちのために、「10月の第3日曜日」に、全国各地の病院などでマンモグラフィー検査を受診できるよう体制づくりをしている。
今年のマンモグラフィーサンデは、10月21日に予定されている。事務局によると、8月26日時点ですでに386施設が取り組みに賛同し、当日までには400施設を超える見込みという。
利用する際はまず、マンモグラフィーサンデーのホームページから、お住いの地域で検査を実施している施設を検索。
都道府県をクリックすると、市区町村ごとに実施している施設の名前、住所、電話番号、実施時間、事前予約が必要かなどの情報が書かれている。
中にはマンモグラフィーサンデー当日ではなく、前日の10月20日(土)に実施している施設もあるので、注意が必要です。
国立がんセンターによると、女性の乳がんは30代から増加を始め、40代後半から50代前半でピークを迎える。
厚労省では、40歳以上から2年に1度、マンモグラフィー検査を受けるよう推奨している。