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参院選「政見放送」を分析してみた。各党の主張はこんなに違う

計8党(自民党、公明党、立憲民主党、国民民主党、日本共産党、社民党、れいわ新選組)の政見放送全文を、テキストマイニングの手法で分析した。

7月21日投開票される、第25回参議院選挙。それぞれの政党は「政見放送」で何を訴えているのか。

自民党

公明党

立憲民主党

国民民主党

日本共産党

日本維新の会

社民党

れいわ新選組

金融庁の「老後2000万円報告書」をめぐる議論を意識してか、年金に言及する政党が多いことがわかった。

多くの党は、それを起点に、経済政策や消費増税、幼保無償化や教育無償化など社会保障について触れている。

一方で、憲法改正や沖縄の辺野古問題、外交問題、いわゆる「身を切る改革」、そして野党共闘などは主要なテーマではなく、それぞれアピールしたい党が語っている印象だ。

各党の政見放送・全文は以下の通り。

・自由民主党「日本の明日を切り開くのか、あの混迷の時代に後戻りするのか」

・公明党「他党にはない強みがある。それは小さな声を聞く力」

・立憲民主党「あなたの声から始まる政治を、ここから始めましょう」

・国民民主党「普通の人が豊かになり、安心して暮らせる経済政策への転換」

・共産党「財界中心、アメリカ言いなりという政治の歪みを正す」

・日本維新の会「政治家自ら身を切る改革をして、投資していく」

・社会民主党「誰もが平和で安心して共に生きられる、支え合う社会の実現を」

・れいわ新選組「死にたくなる社会から生きていたい社会に転換させる」

このほか参院比例区には、改選前議席のない5党(安楽死制度を考える会、NHKから国民を守る党、オリーブの木、幸福実現党、労働の解放をめざす労働者党=50音順)も候補者を擁立している。

アップデート

一部の表現を修正し、整理しました。