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山本太郎代表「風穴をあける存在が必要」 れいわ新選組が2議席獲得へ【更新】

「一握りの人だけが豊かになっていくような世の中。政治がすでに自分たちのものでない。そこに対して風穴をあける存在が必要だったんだろう」

山本太郎氏が旗揚げした新党「れいわ新選組」が議席を獲得することが確定したと、NHKや朝日新聞が報じている。朝日新聞によると、比例区で2議席を獲得する勢い。3議席目の確保が焦点となっている。

「特定枠」には難病・ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の舩後靖彦さん(61)と、幼い頃の事故で重度障害者となった木村英子さん(54)が立候補しており、2議席獲得となると史上初めてALS患者と重度障害者が国会議員となることになる。

山本代表はさらに3議席目の獲得ができた場合、当選する可能性が高い。TBSのインタビューでは「台風の目」と言われ、以下のように答えた。

「台風の目と称していただきましたが、地上波ではほとんど流れない。TBSはじめましてという感じですね」

自身が党を立ち上げた際には「1議席も取れない」と思われていたとし、「2にリーチしそう」な情勢を評価した。

「一握りの人だけが豊かになっていくような世の中で、消費税を増税していく、消費税の一部は社会保障に使われてるが、その他は所得税の大減税。金持ちを余計金持ちにするための尻拭いで消費税が使われている。政治がすでに自分たちのものでない。そこに対して風穴をあける存在が必要だったんだろう」

「私のテーマは20年続くデフレからの脱却するということ。消費税廃止と最低賃金1500円は政府保証でやってくべき。デフレの際には、新規国債の発行も躊躇せずにやってきたい」

また、フジテレビのインタビューでは、「選挙戦を通しての熱狂感」について問われ、「この熱が票に伝わって行くかはわからない。蓋を開けてみないとわからない」と指摘。

そのうえで、「次は衆院選。旗揚げしたということは政権を狙いに行く」とも語った。

UPDATE

一部加筆しました。