News·公開 2019年2月26日沖縄・県民投票、有権者の6割が「反対せず」? 玉城知事は「詭弁」とツイートその結果をめぐっては、投票率が52%だったことから「反対以外が71万人」「6割が反対せず」などという声も上がっていたが……。by Kota Hatachi籏智 広太 BuzzFeed News Reporter, JapanLinkFacebookPinterestTwitterMail 反対が43万票を超えた辺野古埋め立てをめぐる沖縄の県民投票。 投票結果をめぐっては、投票率が52%だったことなどから「反対以外が71万人」「6割が反対せず」などという声も上がっている。 こうした状況を受けてか、玉城デニー知事は26日夜、県民投票後に初めてツイートをした。 玉城デニー @tamakidenny いつからそういう捉え方が出てきたのか知らないが「投票に参加しなかった方も含めた全有権者数で、投票結果の数と意味を推し量るべき」なる詭弁。一般的には投票に参加した方々の数の分類と投票先などのら分析から有権者の投票動向を導き出していたのではないのか。 12:58 PM - 26 Feb 2019 返信 リツイート お気に入り ツイートでは県民投票に対して具体的に言及はしなかったものの、「投票に参加しなかった方も含めた全有権者数で、投票結果の数と意味を推し量るべき」という意見について「詭弁」と指摘。「一般的には投票に参加した方々の数の分類と投票先などのら(原文ママ)分析から有権者の投票動向を導き出していたのではないのか」と疑問を呈した。全有権者数における割合ではなく、投票者数における「7割が反対」という結果を尊重すべき、という考えを改めて示した形だ。条例では、有権者の4分の1を超えた場合、知事が結果を総理大臣とアメリカ大統領に通知するよう定められている。玉城知事は3月1日にも安倍首相やアメリカ大使館員と面会する予定だ。 関連記事 ・社説がなかったのは読売だけ 沖縄・県民投票の報道から見える違い・沖縄・県民投票「まとめサイト」が大手メディア超える拡散力 知事や反対派の批判が中心・沖縄県民投票、なぜ「反対派」バッシングだけが拡散? 背景に目立たぬ賛成派・県民投票は「これ以上我慢できないという民意」 NHK生中継後も共同代表が語り続けた思い・辺野古移設「反対」と「容認」の若者 "分断・対立"乗り越えた2人のこれから