73年前、激しい地上戦により、焼け野原と化した沖縄。
麦わら帽をかぶり、ダツなどの魚を運ぶ漁師
魚売りとみられる少年
バーキ(竹かご)を二段重ねにして頭に載せた女性たち。右には薬屋の看板が見える
那覇-糸満間の約9キロを走った「軌道馬車」
人力車
那覇市内にあった雑貨店の様子
当時の息遣いを伝えるこうした写真のカラー化が、人工知能(AI)によって進んでいる。
AI技術と住民の記憶をもとに、東京大学大学院情報学環・渡邉英徳研究室がプロジェクトに取り組んでいる。
渡邉教授は、写真がカラー化されることで「大昔で、手の届かない過去ではなく。つい最近起きたことのように感じられる」と話す。