「漫画村」の元運営者拘束で、勘違いされた星野ルネさん。早速、この件を漫画にした。

    星野ロミ容疑者と勘違いされるという、漫画家の「星野ルネ」さんが、漫画で思いを描いた。

    無断で漫画を公開していた海賊版サイト「漫画村」の運営者・星野ロミ容疑者の身柄をフィリピンの入国管理局が拘束した。

    拘束を伝えるニュースが流れると、全くの別人なのに、名前が似ていることから勘違いをされるといったことが起きたのが、漫画家の「星野ルネ」さんだ。

    そうした体験を踏まえ、ルネさんは7月10日、「漫画村報道を受けて思った事5つ」との漫画をTwitterに投稿した。

    星野ロミ容疑者をめぐっては、報道各社によって「ロミ」「路実」と表記がわかれていた。

    その後、Twitter上では「ヤバイまじで星野ルネと思った(笑)」「あ、星野ルネさんとマジで混同してたわ」などのツイートが散見された。

    しかし、書籍「まんが アフリカ少年が日本で育った結果」などで知られる、漫画家の星野ルネさん(@RENEhosino)は、星野容疑者とは別人だ。

    ルネさんは、「人生何があるかわかないものですね、ピンチは出来るだけチャンスに変えて頑張るタイプです」などの文言とともに、漫画をツイートした。

    早速、漫画を描いた気持ちをBuzzFeed Newsにこう語る。

    「Twitterの1ページ漫画は、自分の自己表現の母体です。なので、自分の今の状況についての想いや、今回拘束された人物とは無関係であることを伝えるのも、ライフワークの1ページ漫画が最適だと思いました」

    ルネさんは、自身の漫画は「合法」で読めるとし、こうも語っている。

    「私の漫画は、無料での投稿を旨として描いているので、合法で無料で読めます。なので、是非お楽しみください」

    「そして、今後も“星野間違い“にお気をつけて、『星野ルネ』を引き続きよろしくお願いいたします」

    一方の星野容疑者は

    朝日新聞などによれば、「漫画村」を2018年4月まで運営していた星野容疑者に対して、福岡県警などが著作権法違反の疑いで逮捕状をとったことがわかったという。

    今後、日本に送還され次第、逮捕する方針。星野容疑者以外にもサイトの運営に関与した人物が海外に潜伏中とみて調べているという。