気象庁が8月3日、全国の都道府県で「高温注意情報」を発表し、熱中症への注意を呼びかけている。
熱中症はどうして起こるのか。どうすれば防げるのか。環境省が公表する予防方法と対処方法を紹介する。
熱中症を引き起こす3つの要因
まず、熱中症を引き起こす条件とは何か。環境省は「環境」と「からだ」と「行動」によるものだといい、次のように示す。
1.環境
2.からだ
3.行動
平常時は、体温が上がっても汗や皮膚温度が上昇することで、体温が外へと逃げる仕組みとなっている。
しかし、「環境」と「からだ」と「行動」の3つが要因となり、体温の上昇と調整機能のバランスが崩れると、どんどん身体に熱が溜まってしまうというのだ。
このような状態を「熱中症」と指すという。
予防方法は?
では、どう防げばいいのか。
環境省は、次の4つの方法を紹介。
さらに、こう伝えている。
- 無理をせず徐々に身体を暑さに慣らしましょう
- 室内でも温度を測りましょう
- 体調の悪いときは特に注意しましょう
応急処置は?
予防していても、熱中症になってしまうことがある。応急処置方法を環境省が一枚のイラストにしている。スマートフォンへの保存や、印刷するなどして、万が一の時に役立てたい。