さてそんな中、本編の間に流れた「あるCM」が話題になっています。
それがこちら。
このCM、実は2014年に新海監督が手がけたZ会のCMです。
「クロスロード」というタイトルで、都心に住む男子高校生と地方の漁村に住む女子高校生が描かれています。
公開当時から、繊細な風景描写や、センター試験で一斉に問題用紙をめくるシーンの臨場感で話題になりました。
見ず知らずの二人ですが、目指す大学は同じ。しかも、証明の組み立てやケアレスミスも似ているという、不思議な縁でつながっているようです。
そんな二人は合格発表の日、番号の掲示板の前で偶然の出会いを果たす…というストーリーです。
Z会のプレスリリースにもあるように、実はこのクロスロード、「別々の日常を過ごす二人の人生が交差しながら一つの出逢いに向けてつながっていく」という内容。まさに、「『君の名は。』の原点にもなった世界」だったそうです。
あまりに本編から自然と流れるようにCMに移ったため、Twitter上では「『あれ、本編にこんなシーンあったっけ?』って思うくらいZ会のCMが紛らわしいw」という声も。
ただ、「君の名は。」の原点にもなった世界であれば、それにも納得いきますね。