東京・上野の国立東京博物館で7月9日から「特別展 三国志」が開催されますが、そのおみやげコーナーで面白いものを見つけました。
それがこれです。
「温州蜜柑でございます」
横山光輝「三国志」ファンにはおなじみの一コマ。魏の曹操のもとに「温州蜜柑（温州柑子：温州産の柑橘）」が届いたシーンがパッケージに描かれています。
箱を開けると、横山三国志のキャラクターが描かれたクッキーが入っていました。
「温州蜜柑でございます」の存在感が半端ない。
おみやげコーナーには「三国志」のプロローグ的な事件、後漢末期に勃発した「黄巾の乱」の旗印もありました。
「蒼天すでに死す、黄天まさに立つべし」
本展では「リアル三国志」を合言葉に、曹操の墓所「曹操高陵」の実寸団再現や、同地で見つかった副葬品の「鼎（かなえ）」、一級文物の白磁など最新の発掘成果を紹介。
あわせて「横山三国志」の原画も展示され、初心者でも三国志の世界が楽しめる趣向になっています。すごい。
もし自分がこの時代に生きていたら、魏・蜀・呉のどの国で暮らそうか…そんなことを考えながら展示をめぐるのも面白そうです。
「特別展 三国志」は、7月9日〜9月16日まで、東京・東京国立博物館の平成館にて開催。