ジャニー喜多川さん死去、87歳 SMAP、TOKIO、嵐、V6などを育てた

    芸能事務所「ジャニーズ事務所」の創業者で代表取締役社長のジャニー喜多川(本名:喜多川擴、きたがわひろむ)さんが7月9日午後、くも膜下出血のため亡くなった。87歳だった。

    芸能事務所「ジャニーズ事務所」の創業者で代表取締役社長のジャニー喜多川(本名:喜多川擴、きたがわひろむ)さんが7月9日午後、くも膜下出血のため亡くなった。87歳だった。NHKなどが伝えた。

    喜多川さんは6月18日午前、体調の異変を訴えて救急搬送され、入院治療を続けていた。

    入院から約2週間後の7月1日、ジャニーズ事務所はくも膜下出血で喜多川さんが入院したと発表したが、その間に一部メディアやネット上で「死亡説」などが出回っていた

    ジャニーズ所属のアイドルグループ「嵐」の松本潤さんは1日、メンバーを代表して「今は一日も早くジャニーさんが元気に回復してくれることを祈っています」と話していた

    ジャニー喜多川さんは1931年、米ロサンゼルス生まれ。幼い頃に一時帰国したが、終戦後に再び渡米。朝鮮戦争に参加した後に帰国。1962年「ジャニーズ事務所」を創設した。

    これまでにフォーリーブス、近藤真彦、少年隊、SMAP、TOKIO、KinKi Kids、V6、嵐など、昭和から平成にかけて数多くの人気アイドルを育成。「You、〇〇しちゃいなよ」など、独特の言葉遣いをすることでも知られていた。

    2011年には「最も多くのコンサートをプロデュースした人物」「最も多くのナンバーワン・シングルをプロデュースした人物」として、2012年には「ヒットチャートで1位を獲得したアーティストを最も多くプロデュースした」としてギネス記録に認定された。

    オリコンによると、通夜・告別式については所属タレントらのみで「家族葬」を執り行い、後日にお別れの会を予定しているという。