ゴーン被告、作業員姿に変装 保釈時に乗った車は日産でもルノーでもなく…

    ゴーン被告は青い帽子を目深に被り、作業員のような姿に変装。マスクを装着していた。

    特別背任などの罪で起訴されている日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(64)が3月6日午後、東京拘置所から保釈された。

    勾留108日での保釈。弁護側が先週、3回目となる保釈を申請し、認められた。検察側は準抗告したが、東京地裁は棄却した。保釈保証金は10億円。

    ゴーン被告は青い帽子を目深に被り、作業員のような姿に変装。マスクを装着していた。

    ゴーン被告は拘置所の玄関につけられていたシルバーの軽自動車に乗り込み、東京拘置所を後にした。

    ゴーン被告が乗った車は、スズキ「エブリイ」のハイルーフ車だった。

    拘置所玄関には他に黒の「ハイエース」(トヨタ車)や、外交官ナンバーのフランス車「シトロエン」のSUV「DS7クロスバック」もいたが、これらにゴーン被告は搭乗しなかった。