ネット騒然「ヤバいやつらのヤバい飯」番組、第2弾。ロシアのカルト教団や少年難民に密着

    これは、グルメ番組です。

    マフィアにギャング、少年兵に難民……世界の「ヤバい人たち」は一体どんなメシを食べているのか?

    2017年10月に放送され、大反響を巻き起こした“グルメ番組”、「ハイパーハードボイルドグルメリポート」(テレビ東京)の続編放送が決まりました。放送は、4月9日深夜24時12分、16日深夜24時27分から。

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    第1弾では、リベリアの元少年兵、台湾マフィア、ロサンゼルスのギャングにフォーカス。

    「ほぼ全員人殺し」の登場人物たちが世界各地で何を食べてどう生きているかに迫り、「見入ってしまう」「道徳観が揺らぐ」などさまざまな反響が寄せられました。

    第2弾となる今回は、2週にわたり、ロシアの「カルト教団」の信徒たちや、セルビアから命がけでヨーロッパへの亡命を目指す難民たちに密着。今回もかなりハードな内容になりそうです。

    上出遼平プロデューサーは前回の放送後、BuzzFeed Newsのインタビューに以下のように答えていました。

    ――「続編見たいけど、このまま続けたらスタッフ死んじゃう」という感想もありました。

    それはね、思わないでもらっていいです、スタッフのことは忘れてほしい(笑)。

    今回は刺激的な潜入が際立ってますけど、この番組のメインは「危険なところに行くこと」じゃないんです。主役は行った僕らじゃなくて、100%そこで生きている現地の人たちです。

    危険じゃない「ヤバい」飯もたくさんありますし、もし続編が叶うなら「そっちのヤバいもあったか!」と思ってもらえるものを投げたいですね。行きたいところは、いくらでもあります。

    第3回 ロシア 極東カルト飯(4月9日放送)

    極寒のシベリアに、"イエスの生まれ変わり"と称する男がいる。その男のもとには2000人もの信者が集まり、外界と隔離された共同生活を送っているという。

    典型的な「カルト教団」だ。"異端""異常"で怪しく、近づきがたい。

    今からおよそ30年前、ペレストロイカの最中に生まれた小さな教団。突然やってきた資本主義の波から逃げた者たち。

    果たして彼らはどんな暮らしをしているのか。何を食い、何を考えているのか。

    その選択は、確かに"異端"ではあるが、果たして"異常"と言えるのか。そしてその教団の村で生まれ育った子どもたちは何を喋るのか。

    第4回 セルビア“足止め難民”の飯(4月16日放送)

    「祖国を捨てて、命がけの旅に出る…」日本に暮らす我々には信じられない現象が、今も世界の何処かで当たり前のように起こっている。

    シリア、パキスタン、アフガニスタンなど、日常的に人が大勢殺される中東諸国から、人々は決死の覚悟で旅に出る。“バルカンルート”は、その旅の最も有名な道のりだ。

    中東から、トルコやギリシャを経由しフランスやイタリアなどの西洋諸国を目指す気の遠くなるようなルート。その要衝となっているのがセルビア共和国だ。

    クロアチア国境沿いの町の廃墟では、15歳から25歳の若い男達が身を寄せる。彼らはアフガニスタンやイラクから逃れてセルビアに入り、ヨーロッパへの道のりを閉ざされて足止めを食っている難民だ。

    冬には氷点下を下回る中で、シラミのわいた毛布を燃やして暖をとる。夜は警察の目を逃れるため、ジャングルの中にテントを張って眠りにつく。

    彼らは、犬猫の餌ともつかぬ物を食べて暮らし、当局の暴力におびえながら、国境越えのタイミングを狙っている。そこでは、イラク人やアフガニスタン人などが国境を越えて仲間となり、力を合わせて命をつないでいるという。

    彼らは、国境越えのチャレンジを「ゲーム」と呼ぶ。成功すれば“楽園”ヨーロッパへ。失敗すれば、国境警備隊に拘束され、無慈悲な暴力にさらされる。

    今回は、難民が暮らす拠点を探し、取材。彼らが何を経てそこにたどり着き、何を夢見るのか。そして、何を食って日々を繋いでいるのか。

    過去の2話分も「ネットもテレ東」「TVer」で無料配信中です(5月8日まで)。

    \あの衝撃番組が帰ってくる💥/ 「#ハイパーハードボイルドグルメリポート」 📺4月9日(月) 24:12~放送決定‼️ これを記念し 過去放送回を無料配信中✨ 双方のアジトに潜入!🔫 全米一危険な街で殺し合う 極悪ギャングのヤバい飯🍚 ⬇️ご視聴はコチラ https://t.co/zQ7ubCC1MK @koyabukazutoyo