美術館の「端っこの方で座っている人」は何をしてるの?監視係のお姉さんの日常漫画がおもしろかわいい

    一見ヒマそうに見えるけど……?

    美術館に行くと、どの展示室にも必ずいる「端っこの方で座っている人」。この人たち、いったいどんな仕事をしているの?

    「端っこの方で座っている人」の正しい名称は、監視係。そんな「監視のお姉さん」の目線で、美術館の毎日や来館者とのふれあいを描いた4コマ漫画「ミュージアムの女」を岐阜県美術館(@gifukenbi)が発信しています。

    【ミュージアムの女1】岐阜県美術館オリジナルの4コマ漫画です。監視のお姉さんが描いてくれました。facebookにも掲載中→https://t.co/jzowr7Mbiv

    11月半ばに第1話を公開し「かわいい」「ためになる」とじわじわネットで話題に。BuzzFeed Newsは、漫画を公開した経緯や狙いを美術館に聞きました。

    監視の仕事、一番の敵は……

    監視係の女性の目線で「仕事で一番大変なのは?」「展示室におしゃべりしているお客様がいたら」「監視係と学芸員の違い」「実はこんなことまでやってるんです」など、美術館の裏側を明かしています。

    「働いている日常をそのまま」

    岐阜県美術館によると、地元のフリーペーパー「てくてく」に以前からイラスト付きで情報を掲載しており、その中で描いた4コマ漫画が好評だったため、リメイクしてSNSで発信を始めたとのこと。

    漫画を描く「監視のお姉さん」は、同館で働く現役の職員。地方の美術大学を卒業後、美術に関わる仕事に就きたいと今の職業を選んだそうです。

    描かれているやりとりは「美術館で働いている日常そのまま」。「家で普段働いているときの様子を思い出して、おもしろいなと思うものを漫画にしています」。

    Twitterでは多いものは3000RT以上されており、反響も上々。「美術館について知ることができ勉強になった」「興味がわいた、行ってみたい」「絵柄がかわいい」など、好意的な感想が多く寄せられていると言います。

    これからも新作を順次アップしていくそう。最新話をチェックするには、ぜひTwitterFacebookをフォローしてくださいね🙋