元KAT-TUNの赤西仁が、ジャニーズ事務所が民放各局に元所属タレントを出演させないよう圧力をかけた疑いがあるという報道に対しコメントした。
「こうゆうのが蔓延ってるから日本のエンタメがどんどんつまらなくなっていくの。日本TVの作品もずっと同じクオリティでぐるぐる」と、個別の事案ではなく、芸能界全体の問題として捉えているようなニュアンスで批判。
「“圧力をかけている“という風に見えないように忖度を自主的にさせるように仕向けてたとしても、ちゃんと独禁法にひっかかるのだろうか?」と踏み込んだところまで意見している。
独立後もジャニーズ時代の曲を披露
赤西は1998年にジャニーズ事務所に入所。
2001年にジャニーズJr.内ユニット「KAT-TUN」のメンバーに選ばれ、2006年にメジャーデビューした。
2010年、事務所に籍を残したままグループを脱退。同年秋には、在籍時から予定していた北米5都市ソロツアーを開催し、翌春に全米デビューした。
一度活動休止を挟みつつ、ソロ名義でジャニーズ事務所に所属し活動していたが、2014年3月に円満退所。独立して自主レーベルを立ち上げ、現在まで順調にソロアーティストとして活動している。
Twitterで“ジャニーズネタ”に言及することはほとんどなかったが、7月10日にはジャニー喜多川氏を追悼するような楽曲を公開し、ファンがざわめいた。今回の騒動へのツイートも長年のファンにとっては「積極的に言及するのは意外」だったという。
独立後もジャニーズ時代の曲を歌うことも。昨年のツアー「JIN AKANISHI “JINDEPENDENCE” TOUR 2018」では、ファンの間で今も人気の高いKAT-TUN時代のソロ曲「Care」「ムラサキ」を披露し、ファンのあいだで話題を呼んだ。
対して、「新しい地図」の3人のメンバーたちは、退所後、SMAP時代の楽曲を歌っていない。
2017年11月にAbemaTVで放送された「72時間ホンネテレビ」でフィナーレをかざったライブでも「僕ら曲がないので」と語り、他のアーティストのカバーを72曲歌い上げた。