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「買うのは私なのに…」名刺を夫だけに渡す販売員への思いに共感の声

「男だから」「女だから」という先入観ってきっと多くの人持っているもの。そんな先入観に対する違和感に声をあげた、ある女性のエピソードがTwitter上で話題になっています。

その先入観って、必要ですか?

車購入の際、同伴の夫にしか名刺を渡さない販売員に遭遇したある女性。

「車は男性が購入するのが当たり前」という販売員の先入観を感じ、Twitter上で声をあげたところ話題を呼んでいます。

このツイートをされたのは元鈴木さん。アパレル関連企業の社長であり、ツイッターで8万5千人以上のフォロワーを持つインフルエンサーです。

でもあんまり真面目に取ってなかったみたい。私は悲しかった。私一人で行ってたらまた違ったかもしれないけど、私の隣に『ご主人』がいたらそっちと話すんだから、軽視されたと感じた。どうやら私に決定権はないと踏まれたようだと思った。だから試乗も全然面白くなかった。

ツイートの内容は、元鈴木さんが車を購入しにディーラーに行った際のこと……。

担当の販売員は、車を購入する元鈴木さん本人ではなく、同伴の夫にだけ名刺を渡し、車の説明をしたのだそう。

「私の隣に『ご主人』がいたらそっちと話すんだから、軽視されたと感じた。どうやら私に決定権はないと踏まれたようだと思った」

「誰しも先入観は持っている」

元鈴木さんはこの件で販売員を責めるだけではなく、先入観に基づいて言動をしてしまった自身の経験を振り返っています。


私も高校の時、女医さんが目の前にいるのに男性看護師のことを医者だと思って話してしまったことがあった。女医さんのため息で、私は初めて自分の中に「医師は男性がなるもの」という先入観があるのを知った。

元鈴木さんのツイートには1万以上リツイート、2万5千以上いいねが寄せられ話題になっています。

リプ欄には多くの共感の声、経験談が寄せられました。

元鈴木さんの意見に共感の声が多く寄せられたほか、「知り合いの男性のスーツ購入に同伴したところ、嫁と勘違いされ自分ばかり説明された」といった経験談なども寄せられました。

日常生活の中で、「男だから」「女だから」という先入観に違和感を抱いている方々の声が集まっています。

(サムネイル:Tagstock1 / Getty Images)