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北海道全域で停電 「赤ちゃんのミルクどうする?」 身近で使えるもの

停電で「ミルクが作れなくなったらどうする?」

9月6日午前3時8分ごろ、北海道西部の胆振地方を震源とした震度6強以上の地震が発生。 その影響で、道内のすべての火力発電所が停止し、全域の約295万戸が停電しました。

6日午前11時現在、復旧の見通しは立っていません。

一部地域では断水もしています。北海道ガスによると、ガスは供給されていますが、地震の揺れを感知して安全装置が作動し、自動停止している場合もあります。東日本大震災のときにもガスが止まり、復旧まで時間がかかりました。

「赤ちゃんのミルクが作れなくなったら」

ポットのお湯が冷めちゃったら息子のミルク作れなくなっちゃう こんな時の為にもっとたくさん知識つけとくべきだった。 赤ちゃんいる家庭の方、どうするのですか?😭 #北海道 #地震 #赤ちゃん #停電

粉ミルクは、熱湯に溶いてから冷まして使用する必要があります。

電気やガス、水が止まったときには作ることが難しくなりますが、災害時にはショックで母乳が止まったり出づらくなったりする母親もおり、赤ちゃんの唯一の栄養源であることがあります。

赤ちゃん連れで被災したら......

東日本大震災のあとにメモしていた画像がでてきた!なにか役に立てばいいんですが…とどけ!熊本に! #熊本 #震災時に役に立ったもの

宮城県に住むイラストレーターのアベナオミさん(@abe_naomi_)は、東日本大震災のとき、1歳の息子とともにライフラインの寸断を経験。そのときのメモを熊本地震の時にツイートし、広く拡散されました。

身近なものを活用。保温できる水筒、キャンプ用品。

ライフラインが途絶えたときは「まずは身近にあるものを確認し、なければ頼りになるのはご近所です」とアベさん。9月6日、BuzzFeed Newsの取材にこう話してくれました。

「ミルクが作れなくて困っているママさんでしたら、ご近所にカセットコンロをお持ちの方にお湯を作ってもらうか、または避難所などでミルク用のお湯がもらえることもあります。保温のできる水筒などを持参すると便利です」

「自宅にバーベキュー用のキャンプ用品があれば、それでお湯を沸かすことも可能です」

「被害も大きく、まだ避難所などもうまく動き出してないかと思いますので、まずは自身の友人知人、親戚などを頼るのがいいかと思います」

赤ちゃんがいる家庭で備えておくとよいものも、教えてもらいました。

ポイントは「いつものものを一つ多く買っておく」

「多めにストックしておくと、今回のような災害時も慌てずに済みます。おむつもミルクも各家庭で使ってるものが違いますので、『いつものモノ』を『いつも一つ多く買っておく』だけで備蓄になります」

1)水

2)カセットコンロ

3)粉ミルク

4)紙おむつ

5)おむつの処理袋

6)おしり拭き

「乳児用液体ミルク」は国内製造販売へ